島袋「課題しかない」3四球で降板

 「東都大学野球、中大5-4国学院大」(9日、神宮)

 中大が逆転サヨナラで延長十三回の熱戦を制し、先勝した。金子大喜捕手(4年・西日本短大付)が、九回と十三回の2度、同点適時打を放つなど3安打3打点。山田直内野手(2年・静岡)がサヨナラ適時二塁打を放った。拓大は青学大に快勝。今季初戦を飾った。

 プロ注目左腕の中大・島袋が、2点を追う八回から今季初登板。打者4人に3四球を与えて降板し、1/3回1失点だった。投じた16球はすべて直球で最速は140キロ。今春からの制球難は解消されず「課題しかない」と反省した。それでも、チームは逆転サヨナラ勝ち。救われた主将は「投げたことはマイナスにはならない。何とかしたい」と前を向いた。

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