オリ金子FA権取得…大争奪戦勃発!

 オリックスの金子千尋投手(30)が24日、出場登録日数が8年に達し国内移籍が可能なFA(フリーエージェント)権を取得した。

 球団を通じ「プロ入り当初は、FA権を取得できると思っていませんでした。取得できたことは事実ですが、今はシーズン中なので全く考えていません」とコメントした。

 オリックスはすでに残留を要請。瀬戸山隆三球団本部長は「23日に『最大限の評価をするので、来季以降もここで頑張ってもらいたい』と伝えた」と明かした。シーズン終了を待って、交渉に全力を尽くす構えだ。

 ただ、日本球界を代表する右腕の評価は高く、FA宣言すれば今オフの移籍市場の目玉になることは必至。日本球界だけでなくメジャーも熱視線を送る。

 あるメジャー関係者は「評価は前田健太(広島)より上。球を低めに集めるなど安定感は抜群。岩隈(マリナーズ)のようになれるのでは、とみる球団もある」と話している。

 今季、金子が登板した試合はマリナーズのテッド・ハイド環太平洋スカウト部長、レイズのアイルランド環太平洋担当スカウトらが続々と視察した。海外移籍にはオリックスがポスティングシステムを認めることが前提だが、金子自身の決断も含めて今オフの動向に注目が集まりそうだ。

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