燕バレ、不振脱出弾!天敵・能見撃ち

 「阪神1‐8ヤクルト」(31日、甲子園)

 悩める主砲の目覚めの一発で、ヤクルトは後半戦初のカード勝ち越しを決めた。バレンティンが5試合ぶりとなる先制2ラン。初回2死一塁で、能見のスライダーを逃さずバックスクリーンへ運んだ。決勝弾となった4連続20本塁打に「うまく反応できた。久しぶりの感触で気持ちよかった」と笑みを浮かべた。

 6、7月は左アキレス腱痛で1カ月離脱。この試合前まで6月以降は打率・186、1本塁打と不振を極めていた。試合前には杉村打撃コーチに助言を求め、タイミングの取り方などの指導を受けた。杉村コーチは「自分から聞いてきた。悩んでると思う」と話していたが、すぐに結果を出したことに「やっぱり天才」と喜んだ。

 本人は「次は4年連続30本を目指す」と上機嫌。昨年に月間18本塁打の日本記録を達成した8月に入ることには「いいスタートが切れた。いい月にしたい」と意気込んだ。“60発男”が真夏に爆発する。

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