「阪神５‐４ヤクルト」（３０日、甲子園）

　一つのミスがヤクルトの命取りとなった。３‐１で迎えた四回１死一、二塁で、新井良が併殺コースの三ゴロを放ったが、二塁で送球を受けた山田が一塁へ悪送球し、二塁走者が生還。その後に２連打を浴びるなど決定的な４点につながった。

　小川監督は「勝った次の試合はこういうのが多い。負けるべくして負けた」と、８日以来の連勝を逃してぶ然。山田は「（球が指に）引っかかった。自分のせいで負けたので練習するしかない」と反省しきりだった。

　城石守備走塁コーチは「すべてが高いレベルにある選手。一つのミスの怖さを身をもって知ったと思う。こういうことを糧にして欲しい」と奮起を促した。