新金岡3大会ぶり4強!投打がっちり

 「デイリー主催・関西団地少年野球中央決勝大会・準々決勝、新金岡ヤンチャーズ2-1箕谷少年野球部」(28日、関西電力総合運動場)

 準々決勝4試合が行われ、初優勝を狙う北花田タイガーや15年ぶりの栄冠を目指す箕面モンキーズなどがベスト4進出を決めた。29日は、同会場で準決勝2試合(箕面モンキーズ‐新金岡ヤンチャーズ、中もずシャークス‐北花田タイガー)と決勝が行われる。

 投打がかみ合い、新金岡ヤンチャーズが3大会ぶりのベスト4進出を果たした。

 投げては孫崎が7回を完投。2安打1失点、四球はわずか2という好成績で完投した。「四球が2個だったから今日は90点」。5回までは各回打者3人ずつで締めた。

 「阪神のメッセンジャーが憧れ」という背番号10。「味方がミスをしても怒らないところを見習っている」。その言葉通り、この日は最終回(七回)にエラーで走者を出してから、粘りの投球を見せた。「ピッチャーが腐ったらダメやから」。2死三塁から安打を許し1点は失ったが、追加点は与えなかった。

 打っては二回、四球と安打でつくった1死二、三塁のチャンスで7番・野坂が適時二塁打を放ち一気に2得点。打線がつながり、これが決勝点となった。

 野坂は前日の試合で3打席凡退。好機を生かせなかった。「昨日打てなかったので、絶対打ちたかった」。いつも家に帰ると、コーチである父に素振りを見てもらい、練習に励んでいる。日々の努力が、この日唯一の長打を生んだ。

 「いつもより声を出していたのは良かった」と孫崎。「決勝で投げたい」と力強く話し、11年ぶりの頂点を見据えた。

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