池田、守乱バタバタ4失策も4強進出

 「高校野球・徳島大会準々決勝、池田10‐5富岡西」(24日、オロナミンC)

 徳島大会では今春センバツ出場の池田が4失策と守備が乱れたが、終盤に突き放して4強に進出した。

 点差以上に苦しんだ。4失策。岡田康志監督(53)は「焦らず落ち着いてプレーすれば何でもないのに」と厳しい表情だった。

 1点リードの三回無死一塁から、三塁・上徳が正面のゴロをはじき、処理を焦って一塁へ悪送球。一、三塁とピンチを招きスクイズ、犠飛で2点を奪われた。

 四回に逆転して4点リードの七回には、無死一、二塁から先発・渡辺が二塁へけん制悪送球。二、三塁となり2番・榊に2点適時打を許した。

 だが追い詰められても、決定打は許さなかった。最後まで耐え切った渡辺は「少しバタバタしてしまったが、内野のみんなが声をかけてくれて最後まで頑張れた」。2試合連続完投でエースの意地を見せた。

 ミスは出たが、22年ぶりとなる夏の聖地へ一歩前進した。岡田監督は「きちっと立て直さないと、準決勝では絶対に勝てない」と手綱を引き締めた。渡辺は「しっかり修正して、自分の投球でチームのリズムをつくりたい」。隙のない本来の池田野球で準決勝を突破する。

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