原監督ホロ苦誕生日…代打策的中も連敗

 「阪神3‐2巨人」(22日、甲子園)

 九回2死走者なしから追いつく粘りを見せた原巨人だったが、あと1人でドロー、という場面を抑えられずに宿敵・阪神に連敗を喫した。56回目の誕生日を飾れず、原監督は「よく頑張ったと思います。紙一重というところ」と選手をねぎらった。

 敗戦寸前の九回2死無走者。村田の代打・高橋由が呉昇桓の直球を右翼席にたたき込んだ。起死回生の同点弾で息を吹き返したが、延長十二回にマシソンが福留の一発に沈んだ。失意のストッパーは無言でバスに乗り込んだ。

 2位とは6月9日以来となる1・5ゲーム差に迫られた。指揮官は「教訓にすればいい」と話し、劇弾が実らなかった高橋由は「こういう試合が続くと思うので(次は)何とか勝ちたい」と前を向いた。

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