G投に内海ショック…5年ぶり13失点

 「交流戦、ソフトバンク13‐5巨人」(4日、コボスタ)

 巨人の左腕エース・内海が左肩の違和感のため先発を回避した試合で、投手陣が屈辱にまみれた。今季ワーストで2009年7月15日のヤクルト戦以来となる13失点。被安打「17」は今季ワーストタイで“内海ショック”が投手陣全体に波及してしまった。

 代役で先発マウンドに立った阿南がつまづいた。初回2死無走者から柳田にストレートの四球。続く李大浩に直球を右翼席に運ばれた。内海から「ごめん、頑張って」と言われたという左腕は「チャンスをもらったのに、ふがいなかった」とうなだれた。

 首脳陣は「三、四回いってくれれば」(川口投手総合コーチ)という思いで送り出したが、二回1死満塁で阿南に打席が回ったところで代打・横川を送った。代打策は成功し、一度は逆転したが、阿南の後を受けた福田、青木、久保の3投手で計11失点の惨状。8点リードされた八回には、勝ちパターンの山口をマウンドに送らなければならなくなった。

 原監督は「なかなか計画通りにはいかなかったですね」と険しい表情。「ベンチを含めて知恵の出しどころだったんだけどね。明日からの教訓にしたい」と続けた。先発の柱が戦線離脱した日に、投手陣がもろさを露呈してしまった。

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