亜大V6へ逆王手 初先発の川本が完封
「東都大学野球、亜大4-0国学院大」(28日、神宮)
リーグ6連覇を狙う亜大が国学院大に快勝し、1勝1敗のタイとした。川本祐輔投手(3年・尾道)がリーグ戦初先発初完封で今季3勝目。五回に代打・渡将太捕手(4年・福岡第一)が決勝適時打を放った。29日の3回戦に勝利したチームが優勝となる。
右腕・川本の快投で亜大が優勝に逆王手をかけた。初先発で153球を投げ抜いて7安打完封。春季キャンプ前に右肘を痛めて出遅れたが、大一番で重責を果たし「肘が壊れてもいいぐらい全力で投げました」と胸を張った。サヨナラ満塁弾で敗れた前日の試合後、4年生の発案で部員は自校サブグラウンドの草むしりを敢行。原点回帰の意識で臨み、結果を出した。