雄星5年ぶり聖地 花巻東4強以来

 西武の菊池雄星投手(22)が、29日の阪神戦で岩手・花巻東時代に4強入りした2009年夏以来、5年ぶりに甲子園球場のマウンドに立つ。「やっぱりテンション上がりますよね。マックスです」と腕まくりした。

 今季は開幕からローテを守る左腕だが、ここまで8試合で1勝6敗と思うような結果が出ていない。だからこそ「高ぶるものはある」ときっぱり。花巻東3年時には、春のセンバツで準優勝。数々の輝かしい成績を残した「聖地」で、一気に流れを変える意気込みだ。

 27日は神戸市内での全体練習に参加し、約50球のブルペン投球で調整した。「ボールはいい状態になっている。自分も借金があるし、一つずつ返していきたい」と誓った。

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