オリ20勝一番乗り!光るウルトラ救援陣

 「オリックス2‐1ロッテ」(5日、京セラ)

 オリックスが連敗を4で止め、ようやく5月初白星を手にした。先制を許すも、足をからめた攻撃で逆転。そのリードを投手陣が守り抜き、1989年以来25年ぶりとなるリーグ20勝一番乗り。森脇監督は「これがうちの本来の戦い方。去年とは違う」と力強く言い切った。

 先発は今季初登板の松葉。「チームの連敗は気にならなかった」という強心臓ぶりで、毎回ランナーを背負いながらも粘りの投球。5回0/3を1失点と試合をつくった。

 開幕ローテには加われなかったが、その間、2軍でフォームを修正した。これまでは制球が課題だったが、投手コーチの助言で、走者なしでもセットポジションから投球。それから制球が安定するようになった。

 その後は比嘉、馬原、佐藤達、平野佳の強力リリーフ陣が相手打線をピシャリ。特に2‐1の六回無死2塁から登板し、1点も許さなかった比嘉は「比嘉なくしてリレーはできない。それほど重要」と指揮官をうならせた。

 こどもの日のイベントとして、特撮ヒーローのウルトラセブンとウルトラマンゼロが来場。お立ち台で並んだ松葉は「小さい時見てました」となつかしんだ。この日のチームにとって、投手陣は“地球防衛軍”のように頼もしかった。

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