統一球の在庫合格 4月中に切り替えへ

 統一球の反発係数が規定の上限値を超えていた問題で、製造元のミズノは17日、3月以降に製造した球の反発係数を都内の第三者機関で測定し、基準内だったと発表した。これにより、同社が国内で保管する2300ダースのうち、少なくとも1200ダースは適合球の見込みとなった。

 この結果を受けて、18日からは中国・上海工場で新たな球の製造を開始。これが検査で基準内と判定されれば、すでに基準内と判別された在庫分と合わせ、今月末から1軍公式戦で適合球が使用される見通しとなった。

 同社は、15日の会見では、この日の検査で合格した適合球を22日にも1軍公式戦で使用するとしていた。だが、安定供給を求める日本野球機構(NPB)の要望もあり、新たに製造した球が基準内であることが確認されてから、“違反球”との切り替えが行われることになった。

 ミズノの担当者は今月末には切り替えができるとし「一日でも早く供給したい」と述べた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス