佑が堂々宣言!シュートでバット折る

 「日本ハム春季キャンプ」(12日、名護)

 斎藤佑樹投手(25)が、先発テストとなる13日の韓国・KIAとの練習試合で、新球シュートで相手打者のバットをへし折ることを目標に掲げた。

 先発ローテ入りを勝ち取るために、心を鬼にして内角を攻める。KIAとの練習試合には、2番手で2回を投げる予定。登板日に備え、ブルペンで20球を投じた斎藤佑は「(シュートは)軸にしたい球ですし、決め球に使えるようにしたい。(バットを)折ることができれば自信にもなります」と堂々と言った。

 打者に内角を意識させるため、今キャンプから本格的に取り組んでいるシュート。8日の実戦初登板、紅白戦では、新球で鵜久森のバットをへし折り「楽しかった」と振り返った。開幕までにモノにするため、実戦で意識して投げていく。

 新球を投げるように勧めた厚沢投手コーチは「1日1本、(バットを)折ってほしいね」と期待した。「結果を出す」と佑ちゃん。大胆に懐をえぐり、抑える。

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