ソフトバンク“守護神争い”ゴング鳴る
「ソフトバンク春季キャンプ」(1日、宮崎)
「サバイバルキャンプ」が幕を開けた。宮崎市内の最高気温は20度。ブルペンではストッパーの座を争う五十嵐亮太投手(34)と、新加入のデニス・サファテ投手(32)が早くも熱い火花を散らした。
ブルペンに一番乗りした五十嵐が中央に陣取ると、サファテがその隣にスタンバイ。交互に投じる力強い球に、乾いたミット音が響く。37球を投じたサファテに対し、五十嵐は49球。「今年も俺が(抑えを)絶対やるという気持ちでやるとサファテとの争いに闘争心をむき出しにした。
昨季は抑え役を固定できなかったことが、Bクラスに沈んだ要因の一つでもあった。それだけに、キャンプインと同時に鳴り響いた守護神争いのゴングは、日本一奪回への号砲になる。