原巨人2軍にも“007”苦手初物対策
巨人が“初物”対策に乗り出すことが26日、分かった。
伝統的に初対決の投手に弱いジンクスがある。昨季も4月27日にヤクルト・小川、8月4日に阪神・藤浪との初対決で白星を献上。1年目だった両投手は当然、実力があった。だが同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。
そこで浮上しているのが2軍の試合でも“007”を配置するプランだ。1軍の試合ならば球団の先乗りスコアラーが常にチェックしているが、2軍ではそうはいかない。
だが、今年から育成部のスタッフがスコアラーの役割も果たし、ジャイアンツ球場でのファームの試合で相手球団をチェック。他球団の2軍の投手を徹底的に分析することが“初物”対策の一環となる。
昨季は、日本一連覇を逃した。原監督は常々、「勢いというものは完全に止まりました。一丸になって勢いを取り戻す」と明言している。1軍はもちろん2軍も含め、チームが一つになって日本一奪回を狙う。