キヨシ熱いぜ!15時間半ミーティング

 DeNAは19日、横浜市内で、異例の長時間スタッフミーティングを行った。10時にスタートした会議は昼食を挟んで18時に終了。20日も10時から17時半まで行われる予定だ。昨年は3時間程度で終わったが、今年は2日間で約5倍となる合計15時間半。この日8時間の“初日”を終えて、中畑清監督(60)は今季の上位浮上に向けての手応えを口にした。

 首脳陣がホテルの一室に消えてから、8時間後。姿を現わした中畑監督は、まず大きな伸びを一発。そして「綿密な話ができたし、内容の濃いミーティングになった。勝つための意識の高さが出てきている」と充実感に満ちた表情で話した。

 ミーティングの最大のテーマは“一体感”。「チームづくりをしていく上で決めごとをちゃんとしていこうということ。1軍、2軍、フロントの風通しのいい組織づくりをしっかりしていく。そのための決めごとができれば、同じ方向性をもってやれる」と説明した。

 会議の冒頭で、スカウト陣が新人の自主トレ進行度合い、技術面から性格面までを映像とともに紹介。続いてキャンプの1、2軍スタートメンバーを振り分けた。さらに「作戦面の話もしないといけない。1、2軍の野球が違ったら、いけないからね」とチームの骨格をなす基本方針を話し合った。

 「1日じゃ終わんないんだから。昨年は何の話題もなく終わったからなあ」と苦笑する指揮官。昨年は3時間程度。今年は初日だけで8時間やって、なおも2日目が控える。「全然眠くなかったよ。1年目、2年目でここまで長かったら眠くなっていただろうな」

 これが3年目のキヨシ流。ミーティングの長さに比例して、その表情には確かな手応えをにじませていた。

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