６日午前１１時３５分ごろ、高知県宿毛市和田の国道５６号で、ロッテの鈴木大地内野手（２４）らプロ野球選手６人を乗せたジャンボタクシーがガードレールに衝突した。宿毛署によると、松葉が左手首を打撲するなど全員が軽傷を負った。

　ほかの５人は、オリックスの松葉貴大投手（２３）日本ハムの大野奨太捕手（２６）と乾真大投手（２５）、西武の林崎遼内野手（２５）と駒月仁人外野手（２０）。

　タクシーは、道路左側の縁石に乗り上げた後、信号２本に接触し、さらにガードレールに衝突した。宿毛市のタクシー運転手山下安典さん（６３）にけがはなかった。

　宿毛市によると、自主トレーニングのために６日午前、高知県南国市の高知空港を出発し、宿毛市の野球場に向かっていた。７人は救急搬送されたが、選手は診察後、球場で開かれた歓迎式典に参加し、地元の小学生と交流した。

　宿毛署は事故の詳しい状況や原因について調べている。

　オリックスの球団関係者によると、松葉は左手首の打撲と診断されたという。腫れがあるもようで、今後は様子を見て判断する。

　また、鈴木ら５選手はかすり傷程度だったもよう。ロッテの球団関係者は「鈴木選手から連絡がありました。本人は大丈夫と言っていました」と説明した。