指揮官発案の秘密兵器が、沖縄にも上陸する。中日・谷繁元信兼任監督（４３）が発案した特製ネットが、来春の沖縄・北谷キャンプでも設置されることが２０日、分かった。

　このネットは小さなサッカーゴールのようなもので、高さは１メートルほど。選手が中に入ってゴロの捕球をすることで、捕球姿勢を身につけ、下半身の強化ができる。すでにナゴヤ球場での秋季キャンプでは試験的に導入。内野手の高橋周らが「あれはヤバイです。本当に下半身がパンパンになります」と声をそろえた。

　指揮官の命を受けた平沼用具担当が、来春キャンプのために専門業者に発注。ネットの高さを数段階に調整できるように改良した。２月１日のキャンプインには、完成形となって北谷球場に設置される運びだ。