初交渉の片岡「仙さんの伝言」にグラリ

 楽天は17日、西武からFA宣言した片岡治大内野手(30)と都内のホテルで初交渉を行った。4年5億円程度とみられる大型契約を提示。席上、アジアシリーズに出場中の星野監督から託されたメッセージも伝えて、片岡の心を揺さぶった。

 立花球団社長は約1時間40分のロング交渉を終えた直後「現場を含め、ぜひうちに欲しい選手。チームの戦力になってくれと伝えました」と興奮冷めやらぬ表情で話した。

 条件面でも最大限の誠意を見せた。片岡が重きを置く、長くプレーできる環境を尊重。同社長は年数について「複数年ということです。それ以外は守秘義務。控えさせていただきたい」と多くを語らなかったが、関係者の話を総合すると、4年5億円程度の複数年契約を提示したもよう。西武の単年提示に比べ、破格の条件に片岡も「いい評価をしていただいた」と感謝の気持ちを述べた。

 交渉では星野監督の「将来的にコア(中心)になる選手。一緒にプレーしたい」というメッセージを伝え、揺れ動くスピードスターの心に訴えた。「熱意ある言葉をいただいた。若いチームで勢いもある」と片岡。楽天は2度目の交渉を視野に入れており、その際は星野監督が出馬する可能性もあるという。

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