原監督、FA交渉に直接出馬で口説く

 巨人・原辰徳監督(55)が14日、FA交渉で直接出馬する可能性を示した。球団は、いずれもFA権を行使した中日・中田賢一投手(31)、広島・大竹寛投手(30)、西武・片岡治大内野手(30)と今後、直接交渉を行うもよう。指揮官は来季の日本一奪回のために一肌脱ぐ覚悟だ。

 チーム強化のために自分ができることは何でもする。その方針がぶれることはない。FA交渉について「場合によってはチームのために、というのはありますね」と力強く明言。必要ならば、FA選手との交渉に自身が直接出馬する可能性を示唆した。

 交渉解禁日は15日。今後は他球団との争奪戦がスタートする。原監督としては、意中の選手に思いを伝えたい気持ちがあるのだろう。2011年オフにソフトバンクからFA宣言した杉内と巨人との交渉途中に電話でラブコールを送ったケースもあり、同じような展開もありそうだ。

 この日、原沢球団代表はFA選手との交渉について「皆さん(報道陣)の前でつまびらかにする段階にはきていない」と具体名の公表は控えた。

 いずれにせよ中田賢、大竹、片岡の3人とFA交渉を行えば球団としては極めて異例。原巨人が、補強ポイントと合致するFA選手の獲得に全力を注ぐ。

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