ソフトFA3人総取りへ日本縦断交渉

 球界初のFA選手3人同時獲得を目指すソフトバンクが、異例の日本縦断交渉ツアーを計画していることが13日、分かった。FA交渉が解禁される15日に宮崎から名古屋に移動してスタート。中日からFA宣言した中田賢一投手(31)に即アタックをかけると、立て続けに札幌、広島を訪れ、日本ハムからFAとなった鶴岡慎也捕手(32)、広島からFAの大竹寛投手(30)と交渉のテーブルに着く。総移動距離は約3137キロ。素早いアプローチで誠意を見せ、3人総取りを目指す。

 交渉にあたる球団フロントがいの一番で乗り込む“戦地”は、名古屋。解禁即アタックという形で最大限の誠意を見せる。

 最後に乗り込むのが広島だ。12日にFA宣言したばかりの大竹は2年連続2桁勝利したことで今オフFA市場の目玉に浮上。争奪戦は必至の状況だが、早くから最大のターゲットとして調査を続けてきた。宮崎を出発点に飛び立つ日本縦断3000キロの旅。チームを立て直すにはなりふり構っていられない。

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