ソフトB“大竹争奪戦”速攻アタックへ

 ソフトバンクは12日、FA宣言した広島・大竹寛投手の獲得に乗り出す方針を固めた。複数年契約を含めた破格の条件を用意し、交渉解禁となる15日以降、速攻アタックをかける。

 この日、東京から空路で宮崎入りした王貞治会長(73)は、大竹のFA宣言を知らされると「うちは(今季)投手が苦労したからね。そういうことであれば、いい人が手を挙げてくれた」と、争奪戦に参戦する意向を示した。今季の投手陣で規定投球回数に達したのは摂津のみ。先発陣の整備は最優先課題であり、広島で2年連続2桁勝利を挙げた右腕は補強ポイントに合致している。

 大竹の今季推定年俸は1億円。FA移籍のルールでは現状維持が来季年俸の上限となるが、契約年数や出来高払い(インセンティブ)、移籍2年目以降の年俸上昇幅に制限はない。そのためソフトバンクが複数年での破格条件を提示することは必至。他球団との争奪戦になったとしても、一歩も引かない構えだ。

 来季の2桁勝利が計算できる大竹獲得へ、15日にも満を持して動きだす。

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