「社会人野球日本選手権・準決勝、新日鉄住金かずさマジック３-１東京ガス」（６日、京セラ）

　新日鉄住金かずさマジックが、田中健内野手（２４）の左越え２ランなどで東京ガスに逆転勝ちし、初の決勝に進出した。七回からはソフトバンク３位指名の岡本健投手（２１）が無失点に抑えた。富士重工はオリックス２位指名の東明大貴投手（２４）が３安打完封。優勝した２００６年以来の決勝に進出した。

　岡本が七回から３番手で登板し、２安打無失点。最後は２者連続三振で締めた。プロ入りを控え「１日でも長くこのチームでプレーしたい。明日は最後の試合なので、勝って社会人野球を終えたい」と充実した表情をみせた。