リスク避け“ビッグ3”以外の単独指名も

 プロ野球ドラフト会議が24日午後5時から行われる。1位指名はJR東日本の148キロ右腕・吉田一将投手(24)、九州共立大の153キロ右腕・大瀬良大地投手(22)、桐光学園の149キロ左腕・松井裕樹投手(18)の3人に集中。この“ビッグ3”に、東京ガス・石川歩投手(25)、大阪桐蔭・森友哉捕手(18)らが続く。各球団は他球団の動向をにらみ、1位指名を直前まで決めかねている現状だ。

 今秋ドラフト候補は目玉の吉田、大瀬良、松井が注目を集める反面、3人をしのぐほどの選手がいないという現状がある。

 多くの球団がドラフト2日前まで1位を絞り切れないのはそのためで、競合の末にくじを外した場合のリスクを想定しなければならない。他球団の1位をシミュレーションするなど、探り合いが続く。1位候補のほとんどが投手である点も、各球団が判断を迷う一因となっている。

 ただし、ドラフト直前でぐっと人気を上げた選手もいる。東京ガス・石川歩投手、横浜商大・岩貞祐太投手、日本生命・柿田裕太投手らがそのグループだ。競合を避け、会議直前にビッグ3以外の「単独指名」に切り替える球団もあるだろう。

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