甲子園チケット偽造バレて逮捕
兵庫県警甲子園署は24日までに、チケットをカラーコピーして甲子園球場に入ったとして、偽造有価証券行使と詐欺未遂の疑いで、日本郵便社員武冨英樹容疑者(42)=大阪府東大阪市=を現行犯逮捕、飲食店経営荒川哲次容疑者(50)=同=を逮捕した。
甲子園署によると、2人は23日、荒川容疑者が持っていた内野席の年間予約席の偽造チケットで入場。武冨容疑者がいったん席を離れ、戻ろうとした際、球場職員が偽造を見抜いた。偽造チケットは表面だけコピーされ、裏面は白紙だった。
逮捕容疑は共謀し、偽造した入場券で、阪神対ヤクルトの試合を観戦しようとした疑い。
武冨容疑者は荒川容疑者の飲食店の客だった。荒川容疑者は「本物は知人に譲り(同様の手口で)複数回入った」などと供述。甲子園署は有価証券偽造の疑いでも調べる。