オリックス宮内オーナー 後任は白紙強調
オーナー会議の議長を務めるオリックスの宮内義彦オーナーは19日、コミッショナーの後任について白紙を強調した。以前、巨人の渡辺球団会長はソフトバンク・王会長を推薦したが、この日の会議を含めて個人名は出ていないとし「できるだけ早く12球団で絞っていく作業をやりたい」と話した。
後任の人選は、宮内オーナーが中心となって進めていく方針。オーナー会議では常勤や非常勤などについても含め、各球団が意見を述べあったという。NPBの井原事務局次長は「(宮内オーナーに)リエゾン(仲介)役となって、オーナー会議で意見を集約してもらう」と、説明した。
今後は10月2日に臨時オーナー会議を開く方向で調整中。宮内オーナーは「12球団が全力で努力しようということになった」と説明したが、後任決定までには時間がかかりそうな状況だ。