富山第一8強!宮本「歴史をつくった」

 「全国高校野球・3回戦、富山第一8-0木更津総合」(18日、甲子園)

 富山の歴史に並んだ。富山県代表が夏の甲子園で過去3度対戦し、一度も勝てなかった千葉県代表の木更津総合に完勝。県勢として、過去最高の8強に40年ぶりに到達した。試合終了の瞬間、喜ぶナインの中心にいたのが、自身初の2戦連続完封&2桁奪三振の離れ業を、甲子園でやってのけたエース・宮本だ。

 「歴史をつくったと思う。でも、ここで満足しては次も勝てない。疲労を取って、いつでも行けるように準備したい」

 まさにエースの貫禄だった。一回の先頭打者にいきなり二塁打を許したが、後続をピシャリ。さらに、三回2死満塁のピンチでギアチェンジした右腕は、4番・谷田への初球に自己最速を1キロ更新する145キロをマーク。さらに3球目に146キロ、三ゴロに仕留めた5球目に147キロと一気にMAXを更新し、最大のピンチをしのいだ。

 1958年の魚津に並ぶ夏3勝まであと1勝に迫った。県勢初の4強へ、連戦となる準々決勝の相手は延岡学園。「この先が勝負。この舞台で戦えることを楽しみながら、絶対に勝つ」と宮本。エースはさらに先を見ている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス