ハム大谷19打席ぶりHも大敗に笑顔なし
「日本ハム4‐14楽天」(4日、札幌ド)
10点差の八回だった。当てただけの三塁へのボテボテのゴロを長い脚で内野安打とした。実に19打席ぶりとなるヒット。自己ワーストに終止符を打った日本ハム・大谷だったが「自分の1本よりも、チームが勝った方が次につながるんですが…」とチームの大敗に笑顔はなかった。
23安打される一方的な展開でもフル出場した。右へ左へ、前へ後ろへと打球を追いかけ続けたが、「向こうの打者はしっかりと踏み込んで逆方向へと打っていた」と守りの中でも、二刀流の目線で楽天打線を分析。最後まで集中力を切ることはなかった。
今後は6日にブルペンに入るため、野手としては試合出場を見合わせるが、「この流れを大きく変えるプレーを意識して、しっかり準備したい」ときっぱり。自身の投球でこの流れを断ち切る。