「練習試合、日本ハム7-0サムスン」(24日、名護)
開幕へ向け死角なし。日本ハムのダルビッシュ有投手(24)が24日、名護市営球場で行われた韓国・サムスン戦に先発。最速154キロの剛速球を中心に3回をパーフェクトに抑える快投をみせた。ダルの剛球に圧倒されたサムスン打線は意気消沈。2番手・木田から武田久、武田勝、八木も続き、継投でノーヒットノーランを達成した。投手陣にダル効果が表れた。
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汗ばむほどの陽気の中、半袖姿のダルビッシュが、剛球をビシビシ投げ込んだ。時折、うなり声を上げる。さらにキレるスライダー、カーブ、チェンジアップを織り交ぜ、サムスン打線をきりきり舞いさせた。3回を計40球、3三振を奪うパーフェクト投球。外野に一度も打球を飛ばさせなかった。
19日の紅白戦以来2度目の実戦登板。初回から飛ばした。先頭の申からスライダーで空振り三振を奪う。次打者の朴の初球。サムスンのスピードガンは154キロを計時した。「韓国の打者がこの時期振れている中で、力で押せたのはうれしい。あの真っすぐがあれば十分」。クールなエースはうれしそうに充実感あふれる表情で振り返った。
日本を代表する右腕の圧巻投球は、サムスン各打者の牙を抜いた。2番手・木田が先頭に四球も、次打者を併殺で切り抜け1回を3人で退けた。さらに武田久、武田勝も1回を3人でピシャリ。武田勝は「最初にギュッと締めてくれて緊張感を持った流れでいけた。ダルビッシュの影響はすごい」とダルに脱帽した。
八木も3回を無安打無失点に抑えると、最後は一塁ベンチで拍手が起こった。13日の練習試合で10安打を浴びた相手に、5投手継投で準完全試合のノーヒットノーラン達成だ。唯一の“汚点”となった四球を出した木田は「ベンチに戻ったらみんなからにらまれました」と苦笑いしてわびた。
文句の付けようがない継投劇に梨田監督は、「(ダルビッシュの)速い球で相手もバランスを崩したんじゃないか」とニンマリだ。力で黙らせ、周囲に火も付けた背番号11。やはり役者が違う。今年は凄みが増している。
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