「ロッテ0‐1日本ハム」(4日、千葉)
実力を認める西岡を迎え、日本ハム・ダルビッシュが燃えた。七回2死二塁。フルカウントからの7球目。この日最速タイの151キロ直球で中飛に仕留めると、激しくグラブをたたいた。11勝目はならなかったが、8回無失点。チームに勝利を運んだ。
「真っすぐが良かった。相手に力で勝てた」。三振は5個だが、伸び上がるような直球で空振りを取る場面が目立った。打たれた安打はわずかに3本。4試合連続で白星が付かなくても「チームが大事な試合で勝てて良かった」と喜んだ。
ポスティングでの移籍を想定し、ヤンキースなど過去最多のメジャー8球団のスカウトが集結した。この日のグラウンド上は40度超。屋外球場が多く、過酷な環境への適応力を各スカウトが見る中「暑さは大丈夫。45、6度行かなければ」とハイパフォーマンスを見せた。
プロ入り後初めてマウスピースを着用した。親知らずが3本あり、痛みのため歯医者に行ったところ、着用を提案された。優勝争いの中で大事な試合だったが「何でも挑戦しないと始まんない」と積極的に取り入れた。これでチームは首位と4差、3位とは2・5差。エースの快投が、さらなる推進力となりそうだ。
(2010年9月4日)














