(右から)原監督、内海、田尾氏が見つめる前でカットボールを投げる星野=宮崎総合運動公園
“山口2世”が指揮官の視線をくぎ付けにした。巨人の育成ドラフト1位・星野真澄投手(25)=BCリーグ信濃=が9日、1日限定でA班の練習に参加。73球のブルペン投球を見守った原辰徳監督(51)が、力強い姿に最大級の賛辞を贈った。
巨人に新たな“育成の星”が誕生する予感がする。背番号「100」の左腕に熱視線を送った指揮官は「山口をほうふつさせる存在感がある。素晴らしい」と絶賛した。
球種はカーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップ、フォークと豊富。受けた正捕手・阿部が「いいですよ。すごい楽しみ」と言えば、次に受けた鶴岡も「育成じゃもったいない」と感嘆の声を上げた。
BCリーグ時代はチームからの月給12万円と、オフは日給8000円のきのこ園でのアルバイトで生計を立てた。それだけに「僕には後がない。早く支配下登録されて、東京ドームのマウンドに上がりたい」と意気込みは半端ではない。
「肩ができるのは早いです。5球ぐらいで大丈夫」という特性もあり、先発に転向する山口に代わる左の中継ぎに名乗りを上げた。原監督は「近未来、3けたの背番号が2けた、1けたになるような気がする」と、大きな期待をかけた。まずは13日から始まる紅白戦で結果を残し、夢舞台への足がかりをつくる。
(2010年2月9日)






