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今村、地獄キャンプ志願!1日250球

 練習が休日で外出する広島・今村=廿日市市の大野寮
 練習が休日で外出する広島・今村=廿日市市の大野寮

 広島のドラフト1位ルーキー、今村猛(たける)(18)=清峰=が19日、今春キャンプで過酷な投げ込みに挑む考えを明かした。高校時代はブルペンで1日250球以上を当たり前に投げ、肩をつくった。野村新体制でブラウン前監督時代にあった球数制限が撤廃されたことも歓迎した。今村ら新人投手は20日に廿日市市の大野練習場で初めてブルペン入りする。

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 昨春センバツで花巻東の菊池(現西武)に投げ勝った甲子園V腕は、やはりただものではない。高校時代の調整法を問われた今村は「1日で250球から、それ以上は普通に投げてました」と涼しい顔で言い切った。

 参加が内定している1軍沖縄キャンプでは、投げに投げて肩をつくる意気込みを見せる。「疲れてきてからの集中力が大事。体に覚え込ます」。首脳陣との相談にはなるが、高校時代と変わらぬ250球を超える球数も辞さない構えだ。

 今年から野村監督が就任し、球数制限は撤廃された。昨年はマエケンが1日60球ペースなど、100球以上の投げ込みはブラウン体制下では許可されなかった。

 投手王国復活を掲げる大野ヘッド兼投手コーチも投げ込み、走り込みを強化する考え。そんなチーム方針を、今村も「多く投げて肩をつくっていくつもりです」と大歓迎した。

 高校3年は練習の虫で、1年中ほぼ肩を休める時期もなくブルペンに入っていた。20日には早くもプロとして初ブルペンを迎えるが、春季キャンプ前、早い段階での“初投げ”も全く意に介さない。「バランスが取れるかどうかを意識し、真っすぐだけ6、7割のイメージで」と気合十分だ。

 プロ入り後もマイペースは一切、崩していない。西武の菊池が連日、メディアをにぎわせているが「新聞は見ないので分かりません。(ブルペンに入ったのを)テレビで見ましたが、他球団の人の意識はない。気になりません。自分は自分」と淡々。合同自主トレの休日となったこの日は、歯の治療などを終えると、買い物などでリラックス。20日のブルペン入りへ向け英気を養った。

 菊池ら同期生を“完全無視”し、我が道のみを行く右腕。プロでの勝負は話題性よりグラウンドでつければいい-。1軍沖縄キャンプで、まずは投げて投げまくる。開幕1軍入りへの猛アピールへ、クールな18歳は今は静かに牙を研ぐ。

(2010年1月19日)





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