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チェン 四球減へチェンジ

 球界ナンバーワン左腕への自己改革-。今季、1・54の驚異的な数字で最優秀防御率のタイトルを獲得した中日のチェン・ウエイン投手(24)が、投球フォームの大幅モデルチェンジに踏み切る。これまでのノーワインドアップから、常にセットポジションへ。与四球削減に向けてチェン流のチェンジだ。

 1試合平均2・2個を数える与四死球。決して“ノーコン”の部類ではないが、同僚・吉見の同平均1・57、巨人・ゴンザレスの1・34と、安定した成績を残す投手は、その値が極めて低い。2戦2敗を喫した巨人とのクライマックスシリーズでも不用意な四球が失点に結び付いた。相手に与えるスキを少なくするため、変革にチャレンジする。

 「セットの方が投げるときのバランスがいい。バランスが良ければ、コントロールもしやすい」。一番の懸念材料は球威の低下だったが、「ボールの走りは変わってなかった」と不安は消えた。76球の投球練習。言葉通りに軌道は安定していた。球威と制球。投手の2大生命線に太さが増せば、視界を遮る敵はさらに減る。

(2009年11月8日)
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