西武の涌井秀章投手(23)が2日、今季最も活躍した先発投手に贈られる沢村賞に選出された。東京都内で行われた沢村賞選考委員会後に会見を開いた土橋委員長は「いろんなご意見があり、候補者も何人かいたが、選考基準の7項目を全部クリアしたのが涌井選手だった」と説明した。
今季は27試合に登板し、16勝、11完投、4完封は両リーグ最多(勝利数、完封はトップタイ)。他の候補者にはパ防御率1位の日本ハム・ダルビッシュ、勝利数、完封数で並ぶ中日・吉見、奪三振王のソフトバンク・杉内、楽天・田中、巨人・ゴンザレスがいたが、シーズンを通して先発を守り、選考基準をクリアした点が評価された。
ただ「勝ち星が少ないんじゃないか」(村田委員)、「ずばぬけた人がいなかった」(大野委員)など注文も相次いだ。受賞者は5年連続でパ・リーグから選出され、平松委員は「全体的にパの投手の方が力がある。セの投手、もう少し頑張れよ」と奮起を促した。
(2009年11月2日)






