日本球界かメジャーか進路が注目される花巻東・菊池雄星投手(3年)が、早ければ24日にも国内残留を表明する可能性が高いことが21日、分かった。20日に日米20球団との面談を終えた菊池は、両親や高校関係者と相談し、今週末に決断を下すことが判明。メジャー志向は強いが、周囲からは国内を勧める声が多く、最終的には日本でプロ生活をスタートすることになりそうだ。
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迷える18歳の心の針が、国内に傾きつつある。最大10球団からの1位指名の可能性がある国内か、それとも夢に抱くメジャー挑戦か。ドラフト会議が1週間後に迫り、ゆっくり考える時間はない。悩める菊池だが、どうやら日本のプロ野球ファンがホッとする結果になりそうだ。
20日までに日米20球団との面談を終えた菊池は、「どちらも素晴らしい。話を聞く前よりも迷っている感じです」と話した。最高のレベルで自分の力を試すためにも、メジャーに行きたい気持ちはある。ただ周囲は、“夢”よりも“現実”を重要視するようにアドバイスしているようだ。
菊池に近い関係者は揺れ動く心境を明かした。「日本にいれば壁にぶつかった時に、両親や指導者、友達にすぐに助けてもらうことができるが、向こうではそうはいかないと、最近は感じているようです。夢だけでは行けないと」。右も左も分からない環境下で野球をするのは、精神的にもリスクが大きいのは間違いない。
面談後に佐々木監督は大リーグの環境について「通訳もそうだが、食事とか移動、病院に行くだとか。体調を崩した時も、そこまで通訳が入り込んでくれるのか」と心配点を挙げていた。メジャーから生活面についての説明を受けたが「お話だけで見えない部分もありますから」と、完全に払しょくするには至らなかった。
菊池の進路表明時期について流石野球部長は「24、25日あたりになると思います。遅くとも26日までには」と明かした。早ければ24日にも国内スタート&12球団OKを表明する運びとなりそうだ。






