今季最大の“ニンジン作戦”だ!広島・松田元オーナー(58)は27日、8月終了までに勝率5割付近まで巻き返した場合、チーム月間勝ち越し時に贈られる「8月度・カープ月間MVP」を投手、野手からそれぞれ選出し、賞品であるマツダ車を2台贈呈する考えがあることを明かした。最高で732万円となる大盤振る舞い。後半戦での再反攻へ、球団もバックアップは惜しまない。
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借金は11まで膨れ上がった。だが、CS進出の可能性が完全消滅しない限り、あきらめない。松田オーナーが新球場元年の悲願達成へ、ド派手な“ニンジン作戦”を展開することを明かした。
「カープ月間MVP」とはチームが月間勝ち越しを決めた月限定で、在広マスコミ計22社の投票により、該当月に最も活躍した選手が選出される賞だ。受賞者は賞品としてCX-7(車両本体価格税込み366万円)、RX-8(同315万円)、ロードスター(同295万円)から1台を選べる。それを8月度限定で、大幅に勝ち越して勝率5割に近づいた場合のみ、2台を贈呈するという。
「勝ちたいんだよ。夢を見させてほしいし、激しい3位争いをしてほしい。7月の残り4試合を3勝1敗で行って、8月を16勝9敗で行けば借金2か。それなら(マツダ車を2台)出す価値がある」と松田オーナーは意図を説明した。
達成して2人ともCX-7を選んだ場合、計732万円となる。だが、同オーナーは「去年の後半戦はみんな必死になって戦っていた。そういう戦いを見たい」と出費を痛手とは思わない。チーム全員があきらめず巻き返しへ執念を見せてくれることを願った。対象試合は7月の残り4試合と、8月の25試合の計29試合。最低ラインは18勝11敗の借金4となりそうだ。
3位・ヤクルトとは12ゲーム差の4位。すでに首位・巨人と3位・ヤクルトにはCS進出マジックが点灯している。3位に入るには厳しい状況だ。だが、「広島市民球場ラストイヤー」の昨季は勝率・549と勢いのある戦いを見せた。今季も再現できれば、上位チームとの差を縮めることは十分可能だ。
ナインはこの日、マツダスタジアムで調整。後半戦開幕となる28日のヤクルト戦(神宮)へ準備は整っている。猛烈に巻き返してAクラス入りへ-。フロントと現場の思いは一つだ。






