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ダル“泣宴”右肩打球直撃…初回で降板

 一回、ラミレスの打球がダルビッシュを強襲
 一回、ラミレスの打球がダルビッシュを強襲

 「オールスター戦、全パ8-10全セ」(24日、札幌ド)

 2年連続の悲劇だ。日本ハム・ダルビッシュ有投手(22)が全パ先発を務めたが、一回に巨人・ラミレスの打球を右肩に受けた。続投を志願したものの、この回限りで降板。昨年も第1戦に先発し鼻血を出したが、待ちに待った本拠地球宴で再びアクシデントに見舞われた。

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 エースを突如襲ったアクシデントに、本拠地の札幌ドームは大きな悲鳴に包まれた。ベンチ裏ではダルビッシュの顔が激痛にゆがむ。予定していた二回表のマウンドに、その姿はなかった。

 2年連続で球宴の第1戦先発を託された。だが、一回2死一塁からラミレスの打球が右肩前部を直撃。一走・小笠原がオーバーランでタッチアウトとなりベンチへ戻ると、心配して歩み寄った日本ハム・梨田監督に「二回も行けます」と直訴。だが「無理するな」と制され、田中にマウンドを譲った。

 1回を2安打無失点。国内自己最速タイの154キロも計測した。「球が走って調子も良かったし、本来ならもう1イニング投げるつもりでいた。こういう形で降板するのは残念」とコメントにも悔しさがにじんだ。

 昨年も京セラドームでの第1戦に先発したが、二回に金本に本塁打を浴びた直後に大量の鼻血が出た。晴れの舞台での“流血騒動”に苦笑いするしかなかっただけに、今年の球宴に懸ける思いは相当なものだった。

 前半戦最終登板の22日のロッテ戦で、9回1失点完投勝利。翌23日は休日返上で札幌ドームに現れ、疲労を軽減するため酸素カプセルに入った。

 梨田監督が要望した1イニング限定を、ダルビッシュ自ら「ほかの投手に迷惑がかかるし、(全パの)渡辺監督も苦労する」と拒否。体調不良を言い訳にはできない状況で強い思いで臨んだが、またしても予想外の結果が待っていた。

 降板後はベンチ裏でアイシング治療。日本ハムの福島トレーナーは「内出血があるが、骨に異常はないと思う」とし、25日に札幌市内の病院でMRIなどの精密検査を受けることに。広島での第2戦は不参加となった。

 梨田監督は「(後半戦へ影響も)出る可能性はあるが、検査結果が出てから」と心配顔。ダルビッシュも「今まで(当たったの)は腰とか足。今回は肩なので…」と言葉少なで帰路についた。苦い記憶が残る本拠地球宴となった。






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