6回10安打4失点も味方の援護で今季8勝目を挙げた中日・川井
「中日5-4巨人」(5日、ナゴヤドーム)
サンデー列伝を語り継ぐ男。村田兆治(元ロッテ)、小野晋吾(ロッテ)。そして川井雄太。01年の野口ら5人の中日球団記録に並ぶ開幕8連勝。そのいずれもが日曜日。白星を運び込む使者。サンデー川井。6回10安打、4失点の乱調でも、不思議と勝ち運がついて回るラッキーボーイだ。
チーム平均得点が4・05に対し、川井の登板時の平均得点は5・27。快速球があるわけじゃない。元来が打たせて取るタイプ。走者も数多く背負う。66回2/3で16四球。1試合平均にすれば2個を超える与四球数。特別リズムがいいわけでもないのだが、なぜか打線の援護に恵まれる。
「点を取ってもらっているのに、取られてしまって、野手の皆さんに申し訳なかったです」。頭を深々と下げながらハイタッチを交わした姿。おおよそ勝利投手とは程遠い顔だった。
「このままじゃいけないと思って」。プロ初勝利を挙げた昨年オフに進から雄太へ改名。これが幸運を呼ぶ英断だったのか。リーグトップタイに並んだ白星。このまま、頂点を奪い取ってしまう可能性すら感じさせる川井の黄金時代だ。







