延長十回にサヨナラ打を放ち、チームメートとハイタッチを交わす中日・ブランコ(中央)
「中日2-1横浜」(16日、ナゴド)
喜ぶどころか、怒っていた。2試合連続サヨナラ勝ちにも、中日・落合監督は消化不良を覚えていた。結果は勝利でも、終着地にたどり着くまでの過程に我慢がならなかった。野本&藤井の若手コンビに強烈な喝。オレ流指揮官の舌鋒は鋭かった。
延長十回無死二、三塁から、ブランコが決勝の右前適時打で熱戦に終止符を打った。だが、落合監督はもっと早くに勝負を決着させられた展開だと振り返った。それが同点の六回、無死二、三塁から、野本、藤井が連続三振に倒れたシーンだった。
「あそこでバットが出てこないようじゃ困る。一番楽なところ。ゲッツーはない。内野は前に来てる。オレだったら喜んで行くけどな。あれじゃ職を失うぞ」。絶好機なのに気後れしてなかったか。攻めの姿勢を忘れてはいなかったか。落合監督の怒りのマグマが一気に噴出した。






